中日韓農相會合が4月15日に開催され、會議後に発表された『共同聲明』によると、食料の安全を強化し、動植物の疫病予防などの分野で協力し、農産物の貿易を共に促進することを明確にした。
中日韓3カ國は共に、農業の生産規模が比較的小さく、耕地面積と農業従事者の減少、社會の高齢化、環境の悪化などの問題に直面しており、極めて大きな共通利益と広い協力の余地が存在する。中國農業部の韓長賦部長は「3カ國の農業発展の協力の傾向には4つの大きな特徴がある」と述べた。
一、農業の協力がより広範囲に、より深層レベルに及ぶ。二、3カ國の農業での協力がより緊密になる。三、地域全體に模範を示し、リードする作用がより顕著になる。四、國際的な農業の発展への影響力が更に強化される。
今回の會合で発表された『共同聲明』では、3カ國が食料安全面での協力を重點的に強化すると同時に、疫病予防センターを設立することが実現可能かどうかを考慮し、共に口蹄疫や鳥インフルエンザへの対策を講じることに合意した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年4月17日