中國商業連合會(商連會)の張志剛會長は先日、中國の工業と農業の近代化?都市化の進展は、世界最大の市場を提供したと述べた。2011年、中國の社會消費財小売総額は前年比17.1%増の18兆4000億元に達し、この成長率からすると、2015年には32兆元を超えると見込まれ、中國の消費市場規模は世界上位に浮上する。14日付中國証券報が伝えた。
張志剛會長は、江蘇省昆山市で開催された「中國商業連合會第4期第3回理事會」の席で、「新中國が成立してから60年余り、特に改革?開放政策実施後の30年ほど、経済の発展と同時に、商業?サービス業も空前絶後の発展を遂げた」と述べた。「しかし、現在、中國の流通産業は依然、模倣型?キャッチアップ型である。中國商業?サービス業の発展は、全體的にはまだ量的拡張期にあり、先進國に比べ、また國の要求と國民の期待に比べ、中國の流通産業には未だ大きな差が存在する」とした。また、張會長は、中國の流通産業の差は以下の四つの面に表れていると述べた。
一、消費率及び一人當たり消費水準が低い。二、商業企業の規模が小さい。三、主要経済指標の差が大きい。四、地域間、都市?農村間消費の差が大きい。
「中國証券報」より 2012年5月14日