4月28日-5月3日、第8回中國國際アニメ漫畫フェスティバルが杭州で開催された。國家広電総局の金徳龍副編集長が同フォーラムで明らかにしたところによると、中國製アニメの年間生産量は、この8年間で約3000分間から約26萬分間に達し、世界の約3分の1を占めるようになった。またこの8年間で日本製アニメばかりだった狀況が変わり、中國製アニメが幅広く受け入れられるようになった。さらにこの8年間で、中國人漫畫家の作品が、日本の主流漫畫市場に進出を果たした。中國経済週刊が伝えた。
中國の昨年のアニメ産業生産高は約600億元(約7500億円)に達したが、金副編集長は「しかし日本の年間1兆6700萬元(20兆円以上)の産業規模には遠く及ばず、かつ凡作の占める比率が高い。利益獲得の構造にもさらなる改善が必要だ」と指摘した。
中國政府は2004年、一連のアニメ産業支援策を実施し、中國製アニメ産業の発展を促した。同政策の実施から、今年で8年間が経過する。しかし中國アニメ産業が日本に競り勝つためには、さらに長い道のりを歩まなければならない。