中國工業?情報化部は５月３１日、環境保護部と共同で『鉛蓄電池業界參入條件』を公布した。『條件』は７月１日に正式に実施される。工業?情報化部は、『條件』の公布は鉛蓄電池生産業の構造調整の加速化、発展モデルの転換促進における有力手段であると強調した。６月１日付中國証券報が伝えた。

鉛蓄電池製品は自動車、電力、銀行などの分野に幅広く利用されているもので、國民経済と社會の発展で重要な役割を発揮しており、短期的にその他の製品に取って代わられることがないという。

現在、中國はすでに世界最大の鉛蓄電池生産國と主要輸出國の１つになっており、生産量は世界総生産量の１／４を上回っている。一方で、小規模組み立て企業が多く、自動化水準が低く、環境保護設備が不足し、環境汚染が深刻であるなどの問題も存在している。