中國物流?調達連合會、國家統計局サービス業調査センターはこのほど、今年5月の非製造業ビジネス活動指數（PMI）は55.2％で、前月比0.9ポイント低下したことを明らかにした。

同連合會の蔡進副會長によると、5月の同指數は小幅に低下したものの、運営情況は55.2％という高い水準にとどまっており、ここから非製造業の経済が安定的で急速な成長という基本的情況を維持したことがうかがえるという。

市場ニーズが安定している。5月の新規受注指數は52.5％で、同0.2ポイント上昇した。同指數は今年に入ってから安定しており、指數は52.2-53.5％の水準を維持しており、非製造業の市場ニーズが安定していることがわかる。産業別にみると、建築業の新規受注指數は54.2％で、1-5月平均値は55.9％の水準を保った。ここから、今年は投資の伸びが鈍化しているが、建築産業の市場ニーズは引き続き急速な伸びを維持していることがわかる。またサービス産業の新規受注指數は52.1％で、1-5月の平均値は52.0％を維持した。ここから、中國の経済構造が改善され最適化に向かっている様子がうかがえる。