▽日本國民は原発に相反する気持ち
原発の稼働再開に対し、日本社會(huì)の各界ではさまざまな反応が起きている。特にお膝元の福井県おおい町の町民からは再稼働に賛同する聲も懸念する聲も上がっており、複雑な心情を抱えていることがうかがえる。日本弁護(hù)士連合會(huì)が16日に発表した聲明によると、福島での事故発生以來、多くの人々が同じような事故が再び発生してはならないと痛切に感じるようになったが、今回の政府の決定はこうした人々の願(yuàn)いを踏みにじるものであり、政府に決定を撤回するよう求める聲が上がっている。その一方で、日本の経済関係者は相次いで再稼働に歓迎の意を表し、他の原発の再稼働を求める聲も上がり始めている。
世論では、2つの原発ユニットが再稼働した後には、四國電力の伊方発電所のストレステストを終えた3號ユニット、および8月にストレステストを終了する予定の5つのユニットが次の再稼働の候補(bǔ)になるとの聲が上がっている。経済産業(yè)省の枝野幸男大臣は16日、これらの原発が再稼働の重責(zé)を擔(dān)えるかどうかの決定は、8月に発足する予定の原子力規(guī)制委員會(huì)が行うことになる。同委は発足から10カ月経たなくては原発再稼働の基準(zhǔn)を判斷したり発表したりすることはできないため、次の再稼働は來年夏になることが予想される。
「人民網(wǎng)日本語版」2012年6月18日