長年にわたり人民元業(yè)務(wù)に注目してきた謝さんによると、人民元は過去10年間に東南アジアで急速に発展し、広い範(fàn)囲で普及した。貿(mào)易についてみると、09年に中國が人民元の國境を越えた貿(mào)易における決済のテスト業(yè)務(wù)をスタートして以來、タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマーなどの銀行が人民元業(yè)務(wù)を積極的に展開するようになり、業(yè)務(wù)量が急速に増加したという。
國際銀行間通信協(xié)會(SWIFT)がまとめた最新のデータによると、人民元はすでに米ドル、ユーロに次ぎ世界で3番目に「信用証明書」が発行された通貨であり、市場占有率は4%に達(dá)する。注目されるのは、海外で人民元貸出市場が立ち上がり始めていることだ。シンガポールでは一部の海外企業(yè)が現(xiàn)地の銀行から人民元を借りるようになってきたという。
謝さんは、シンガポールはプライベートバンキングの中心であり、多くの顧客の間で、香港で発行されたオフショア人民元建て債権への需要が高まっていることを特に指摘する。シンガポールの両替所がこのほど明らかにしたところによると、人民元建て決済の債券取引は決済業(yè)務(wù)の準(zhǔn)備が整い、香港に続く人民元オフショアセンターが今、育ちつつあるという。
「人民網(wǎng)日本語版」2012年8月27日