◆低迷する日本車
日本新華僑報網(wǎng)によると、日本自動車工業(yè)會會長、トヨタ自動車株式會社社長の豊田章男氏は定例記者會見に出席した際、このほど中國で発生した大規(guī)模なデモ活動で日本車が破壊されたことについて、「自分たちが作った車をあんな風にされてとても胸が痛む」と語った。
長期化するデモ活動を受け、現(xiàn)在までに日本自動車メーカーの売上高が2億5000萬ドル減少し、中國現(xiàn)地の工場で1萬4000臺が減産されている。しかもこの數(shù)値は現(xiàn)在も増加を続けている。「不可抗力」の要素が増加しており、消費者は日本車の購入に慎重な姿勢を見せている。日本車のPR活動も展開できず、販売が滯っている。
全國乗用車市場情報聯(lián)席會の崔東樹副秘書長は9月24日、「日本車の低迷は、さまざまな要因が重なった結(jié)果生じている。外部要因の圧力の他に、トヨタはこれまで保守的な商品戦略を展開してきたため、中國市場で力を失った。日本車の中國市場におけるシェアは、近年低下傾向を示している」と指摘した。
データによると、日本車の中國市場でのシェアは2010年の23.5%から2011年の22.7%に低下し、今年上半期時點で22.3%となった。今年8月、日本車の販売臺數(shù)は前年同月比2%減となり、その他のブランドに遅れを取った。このうちトップブランドのトヨタは、8月の販売臺數(shù)が前年同月比15.1%減となり、業(yè)績低迷が常態(tài)化した。