中國商務部の鐘山副部長はさきほど開催された第1回中國國際石油貿易大會に出席した際に、「世界エネルギー供給構造および価格形成メカニズムに深刻な変化が生じている。需要の重心が東に移り、供給の軸心が徐々に西に移っている。エネルギー安全には、これまでと異なる新たな特徴が見られる」と表明した。中國発展改革委員會(発改委)エネルギー研究所の高世憲所長助理は、「わが國の石油対外依存度は、來年約60%に達するだろう」と予想した。
鐘副部長は、「中國やインドなどの新興市場が、世界エネルギー消費?貿易の新たな原動力になっている。一方で北米や歐州等では、伝統的なエネルギーの消費量が減少傾向にある」と指摘した。2000-2010年の世界基礎エネルギー消費量は、年間平均2.67%増となった。北米?歐州?獨立國家共同體の増加率は0.2%のみであったが、アジア太平洋地域(中東を除く)は6.34%に達した。
商務部副部長鐘山在日前舉辦的首屆中國國際石油貿易大會上表示,全球能源供需格局、價格形成機制正在發生深刻變化,需求重心加速東移,供應軸心逐漸西移,能源安全出現與以往不同的新特點。國家發改委能源研究所所長助理高世憲表示,預計明年我國石油對外依存度將達60%左右。
鐘山表示,中國、印度等新興市場正成為全球能源消費與貿易新的增長點,而北美、歐洲等國家傳統能源消費將漸呈下降趨勢。2000―2010年,世界基礎能源消費總量年增率為2.67%,北美、歐洲和獨聯體地區僅為0.2%,而亞太地區(不含中東)卻高達6.34%。