これに対し華民氏は、人民元にはもはや上昇する余地はないとの認識を示す。「これまで人民元レートが上昇していたのは、中國の輸出が高度に伸長し、大量の貿易差額が生じていたから。現在、中國の貿易量は下降に転じており、輸出入のバランスが取れるようになってきた。人民元の上昇は中國の輸出力を若干弱めるに過ぎない」と述べる。
さらに「経済危機の大きな周期にあっては、各國がまず行いたいのは市場シェアの確保だ。そのため中國が通貨政策で行うべきなのは世界の主流に乗ることであり、それに対する反論は不要だ」と強調する。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2013年2月6日