日本自動車メーカーが中國事業の業績を相次いで発表しているが、今年第1四半期の業績は各社とも振るわなかった。トヨタ、ホンダ、日産、マツダの1-3月の中國販売臺數は、いずれも減少傾向を示した。特に販売臺數が大幅に減少したのはマツダで、減少率が21.5%に達した。北京晨報が伝えた。
3月、マツダの販売臺數は25.2%減となり、最大の減少率を記録した。日産の減少率は16.6%に、トヨタは11.7%に達した。トヨタの今年3月の中國販売臺數は7萬5900臺で、前年同月の8萬6000臺から11.7%減となった。トヨタの中國2大合弁會社の業績には差があり、広汽トヨタはカムリの需要が旺盛であったため、3月の販売臺數が8.6%増となった。一汽トヨタの販売臺數は14.9%減となり、RAV4などの機種のモデルチェンジによる影響を受けた。トヨタの今年第1四半期の中國販売臺數は18萬4700臺で、前年同期の21萬1500臺から12.7%減となった。
日産の3月の中國販売臺數は11萬臺で、前年同月の13萬1800臺から16.6%減となった。日産の今年第1四半期の中國販売臺數は約28萬4000臺で、前年同期の33萬4500臺から15.1%減となった。