中國人民銀行(中央銀行)傘下の中國外貨取引センターは、「2013年5月2日の銀行間外貨市場における人民元為替相場(中間値)が、1ドル=6.2082元に達した。人民元為替相場は前取引日より126ポイント高となり、為替相場改革以來の記録を再度更新した」と発表した。経済參考報が伝えた。
人民元為替相場(中間値)が1ドル=6.20ドルに近づいた他、2日の取引開始時に、人民元の対米ドル直物相場が1ドル=6.1540と、為替相場改革以來の最高値を記録した。データによると、年初から現在までに、人民元の対米ドル相場(中間値)はすでに累計で1.1%上昇している。
ロイター通信は取引擔當者の発言を引用し、「ドル?オーバーナイト?インデックスの大幅な低下は、2日の取引開始時の中間値を押し上げた。その他にも、このほど流入している利ざや狙いの資金による影響もある」と伝えた。