韓國紙?毎日経済は11日、國際通貨基金(IMF)がこのほど安倍晉三首相のアベノミクスに警告を発したと伝えた。IMFは、アベノミクスが日本の財政を悪化させ、さらには世界経済の発展に深刻なマイナス影響をもたらすとした。環球網が12日に伝えた。
同報道は朝日新聞の情報を引用し、IMFのブランチャード調査局長が9日の記者會見で、アベノミクスは世界経済の新たなリスク要因の一つだと述べたと伝えた。アベノミクスがIMFに危険要素とされるのは、これが初めてのことだ。IMFがアベノミクスを懸念するのは、日本の財政が悪化する可能性があるためだ。
ブランチャード調査局長は、アベノミクスの信頼可能な中長期財政安定政策が補助として実施されなければ、問題を深刻化させるだろうと警告した。投資家は日本財政の持続性を疑問視しており、日本に対して國債利回りの上昇を求めている。そうなれば日本の財政運営はより困難になり、アベノミクスがジレンマに陥ることになる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月13日