また、続く円安?ドル高の影響で、一部の円建て取引の輸出額がドル換算で目減りしたことも一因である。
一方、韓國?臺灣のメーカーはコスト競爭力でより優位に立っており、日本のメーカーにダメージを與えている。中國國內では「千元臺」の低価格のスマートフォンが普及し、こうした機種を販売する華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)など現地の通信機器大手は相次いで韓國?臺灣メーカーの低価格な汎用部品を採用し、日本メーカーは今や劣勢を強いられている。
こうした傾向は東日本大震災後に本格化した。日本メーカーの生産チェーンが一時混亂して中斷したことで、その間に韓國?臺灣メーカーの臺頭に拍車がかかり、市場のシェアを奪ったのである。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月17日