アジア開発銀行(ADB)は21日、「アジア太平洋地域主要指標集2013版」を発表。その中で、過去40年間において、日本、韓國、シンガポール、中國香港、中國臺灣などの國と地域は構造転換を実現し、近代工業とサービス中心の経済體となったと論じた。一方で、バングラディシュ、インド、パキンスタン、フィリピンなどアジアの発展途上國の構造調整はゆっくりとしており、顕著な成果は得られていないと指摘した。
報告書では、中國とインドは科學分野への投資に力を入れているが、依然主に従來製品のコストダウンに精力を注いでおり、今後産業革新が必要であると指摘した。
報告書のデータによると、過去40年間で、アジア地域の農業就業人口の就業人口全體に占める比重は1970年代の60%以上から現在の40%以上に下がった。工業就業人口は16%から23%に、サービス業就業人口は17%から23%に上がり、アジア太平洋地域の都市化率も1970年の22%から2010年の40%に上がった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年8月22日