北京の大気汚染の解決は、自動車の排気ガス汚染の防止が重點となる。交通渋滯もまた、首都で近年深刻化している発展中の課題だ。この二つの課題に対して、北京市は一度に22條の措置を発表し、今後5年間で施行に移す予定だ。人民日報が伝えた。

　◆自動車臺數(shù)の抑制、使用頻度の低下

　北京は自動車臺數(shù)を抑制し、2017年末の全市の自動車保有臺數(shù)を600萬臺以內(nèi)とする。

　北京市交通委員會などの部門は現(xiàn)在、同目標の実現(xiàn)に向けて今後數(shù)年間の乗用車増加の指標を設(shè)定し、同時に新エネルギー車の普及に関する政策措置を検討している。11月末には具體的な実施プランを発表し、2014年に施行する。

　今年末までに北京市の自動車保有臺數(shù)は約544萬臺に達する見通しだ。2017年末の「600萬臺以內(nèi)」という目標まで、わずか56萬臺の余地しか殘されていない。

　これに基づき計算すると、北京市では今後4年間で、毎年14萬枚（毎月1萬1000枚余り）のナンバープレートの抽選が行われることになる。つまり乗用車のナンバープレートの當選総數(shù)の減少が、必然的な流れとなる。

　北京市交通委員會や環(huán)境保護局は現(xiàn)在、低排出區(qū)政策および排出?渋滯費政策の制定を検討している。同時に乗用車の地域別?時間別の限定通行の関連政策も検討中だ。