▽ユーロ圏 6四半期連続の低下傾向が終わり 回復には幅広い基礎
歐州連合(EU)統計局が4日に発表した第2四半期のGDP確定値によると、內部需要と輸出がともに回復し、ユーロ圏の経済成長率は第2四半期に前期比0.3%上昇し、6四半期連続の低下傾向に終止符を打った。0.3%という數字は11年以降で最も高い成長率でもある。
あるデータによると、第2四半期のユーロ圏、EU加盟國27カ國の消費支出は11年第3四半期(7-9月)以降で初めて増加し、輸出もユーロ圏が前期比1.6%増加し、EU27カ國が同1.7%増加した。ポルトガルの第2四半期のGDPは前期比1.1%増加し、ユーロ圏で増加率が最も高かった。ドイツ、リトアニア、フィンランドとユーロ未加盟の英國は増加率がいずれも0.7%だった。スペインの第2四半期のGDPは同0.1%の増加にとどまり増加率が低下したが、第3四半期には低下傾向に歯止めがかかるとみられる。