中國の李克強首相は11日、大連?2013夏季ダボス會議の開幕式で挨拶し、「現在、中國経済はすでに中高速成長の段階に入っている。7.5%前後の成長率は過去の2桁成長率に比べてやや低いが、世界的に見れば主要経済體のうちでは依然として高速だ」と述べました。
李首相は、「中國経済の総量は過去と比べ著しく増加した。現在、モデル転換の発展段階に入っており、潛在的な成長率がやや低下し、経済成長が高速から中高速に転じたのは発展の規律に合致している。こんな大きな経済體で、長期的に持続的な中高速成長を実現するのは容易なことではなく、中國ないし世界に対する貢獻でもある」と述べました。
李首相は、「將來、経済の成長は品質と利益の向上を前提とし、資源節約と環境保護を支柱に技術革新と技術の進歩を原動力として、雇用と市民の所得が相応に増加する成長でなければならない。即ち、改革と発展の成果を最も広範な人々の利益にしなければならない」と述べました。
また、「われわれが経済を持続的に発展させ、民生を絶えず改善し、社會の公正を促進し、改革開放の道を揺るぎなく歩み、長期的発展の目標を堅持しさえすれば、中國経済は長期的、持続的、健全な発展を保つことができるに違いない」と述べました。(玉華、大野)