あるデータによると、今年に淘寶網(wǎng)で子ども用品を購入した男性は3千萬人に上り、消費(fèi)額は181億元に達(dá)した。母親という消費(fèi)層の291億元にはまだ及ばないが、購入者の男女比で男性は44％を占めるようになった。昨年は32％で、男女が拮抗しつつあることがわかる。ある業(yè)界関係者によると、「母嬰用品」（子ども用品の中國(guó)語）という言い方はもはや絶対的なものではない。子どもの成長(zhǎng)や家庭生活に関與する父親はますます増えており、「父嬰時(shí)代」がついにやってきたという。

あるネットユーザーは、「この1年で、よい新米パパの條件というのが『レーシングカーを運(yùn)転できること、ショッピングカートも押せること』（社會(huì)的に活躍するだけでなく、子どものための消費(fèi)にも積極的であること）になった」と振り返る。

▽「大黃鴨」　かわいいアヒルに10萬人が853萬元

今年は「大黃鴨」（アヒルのキャラクター）が大人気だった。特に外見が目を惹くわけでもなく、正式な名稱もないこの黃色い巨大なアヒルが、多くの都市で一大ブームを巻き起こした。流行に乗りたいからなのか、似たようなアヒルの人形と遊んだ子ども時(shí)代を懐かしんでのことなのか。大黃鴨の人気の理由がよくわからないという人は多いが、関連商品が飛ぶように売れたことは紛れもない事実だ。

あるデータによると、今年、淘寶網(wǎng)で人形、カバン、サンダル、カーアクセサリーといった大黃鴨の関連商品を購入した人は10萬人を超え、消費(fèi)額は853萬元に達(dá)した。地域別にみると、広東省の消費(fèi)額が最も多く、約121萬5千元だった。

▽「県金流」　県中心エリアのネット利用額が都市部を上回る

「暮らしをよくしたければ、急いで淘寶につながろう」。今年、浙江省麗水市遂昌県の壁にこんなスローガンが記された。壁のスローガンという「古めかしい」宣伝方法に、電子商取引（eコマース）という「新しい酒」が注がれた。