中國人民銀行(中央銀行)が発表した最新金融データによると、2013年末時點で、中國の広義マネーサプライ(M2)殘高が前年比13.6%増となり、伸び率は2013年11月末と2012年末をそれぞれ0.6、0.2ポイント上回った。16日付中國証券報が伝えた。
2013年、社會融資の構造にもある程度変化が見られ、金利上昇の債券発行による資金調達への抑制作用が顕著だった。
アナリストは、「高金利の投資抑制作用により、今後數カ月間の景気下ばれリスクと信用リスクが増大する可能性がある」と指摘する。一方で、「金融政策が大幅に緩和される可能性は少なく、金融リスクのコントロールは中國の金融政策の長期目標になるだろう」という。
「中國証券報」より 2014年1月16日