「この蚊帳は侮れないんですよ。今や市民の野菜かごなんです。」
正月5日早朝、山東省沂源県大張莊鎮南巖四村にある淄博於佳園農業発展有限公司の長青樹エコ野菜基地で、慌しく野菜が運ばれていた。農家の熊子國さんは「八百屋に売るより高く売れるので、蚊帳一つで収入は3千元増しです」と嬉しそうに話す。
「蚊帳」の中を見てみると、熟れた新鮮なキュウリやトマトがたくさん実っていた。エンジニアの孫さんは、「農薬がかかりすぎると野菜の農薬殘留基準値が高くなって駄目になってしまいますが、蚊帳を設置してからというもの、蟲がつかなくなり、蚊帳の中でも蟲対策をすることで、農薬をまったく使わなくなりました」と紹介する。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2014年1月20日