最近、浙江省杭州市のデペロッパーが在庫の商品(分譲マンション)を減らすために、価格を下げようとすると、既に購入していた人々が割引中止を求めて次々に抗議に出た。また、中國で建設中の5分の1の不動産の建設速度が鈍化し始めている兆しがある。
同研究によると、中國の一般家庭の総資産に占める不動産の割合は66%。北京だけを見ると、84%に達する。一方、米國の同割合は41%だ。同教授によると、中國では、裕福な家庭では、資産が株式や個人企業などにも分散しているが、中流家庭は資金の全てを費やして不動産を購入している。
そのほか、中國の都市に住む住民の87%が不動産を所有しており、不動産価格を高騰させている不動産を初めて購入者する人はほとんどいなくなっている。また、教育を受けた農村の若者は既に都市に出ており、都市化の速度も鈍化の兆しが見えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年3月3日