中國國家統計局、中國物流購買連合會が昨日発表した2月の非製造業購買擔當者景気指數(非製造業PMI)は55.0に達し、前月より1.6ポイント上昇し、前月比で3ヶ月連続の低下に歯止めをかけた。専門家は、「春節(舊正月)の連休の終了に伴い、非製造業PMIの上昇幅が前月より拡大し、市場活動が活発化していることを示している」と分析した。京華時報が伝えた。
具體的な業界を見ていくと、2月のサービス業PMIは前月比2.3ポイント上昇の53.8に達し、活況を呈した。そのうち航空輸送業、郵政業、インターネット?ソフト情報技術サービス業、道路輸送業などのPMIは60以上の好景気區間で推移した。
中國物流情報センターのアナリストの武威氏は、「サービス業の活動の活発化は、非製造業の経済成長率の上昇の主な原動力になった。2月のサービス業PMIは2ヶ月ぶりの高水準となる53.8に達し、経済の安定成長に向け良好な市場の基礎を築いた。道路輸送業と郵政業は高成長を維持し、企業活動がやや回復する前觸れとなった。観光関連業界の活動も堅調に推移した」と指摘した。
武氏はまた、「2月の中國非製造業経済の成長率上昇、企業の経営活動の加速と価格動向の調整は、中國経済が良い方向に発展する基礎を備えていることを示し、経済の構造調整?モデルチェンジ?アップグレードに良好な政策的余地を提供した。今後はサービス業の新業態の積極的な育成を続け、市場空間を切り開く必要がある」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月4日