中國はすでに高齢化の高度発展期に入っている。2013年の高齢者の數は2億人超に達し、2052年には総人口の34％を占める4億8700萬人に達する見通しだ。全國老齢工作委員會弁公室副主任の呉玉韶氏は、このような狀況の中、高齢化社會が中國で將來性のある6大高齢者産業を形成すると指摘した。

この6大高齢者産業の內訳は次の通り。すべての高齢者を対象とする健康管理サービス業、機能障害および疾患を持つ高齢者のリハビリサービス業、団地に住む高齢者の家事サービス業、若く健康的な高齢者の文化教育事業、団地および家庭內の高齢者の生活サービス業、中所得以上の高齢者に対する資産管理サービス業。

呉氏は、「現在の中國の高齢者のうち、高齢の高齢者數は2300萬人に達し、毎年100萬人のペースで増加している。2050年には1億1800萬人に達する見通しだ。中國の高齢者産業は高い市場の潛在力を秘めており、2010年の市場規模は1兆元に達した。2020年には8兆元、2030年には22兆元に達するだろう」と分析した。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2014年4月14日