香港上海銀行(HSBC)が5日発表したデータによると、4月の中國製造業購買擔當者景気指數(PMI)の確報値は48.1と、前月確報値の48.0から小幅に上昇したものの、同月の速報値を下回った。これで、HSBC中國製造業PMI確報値が4カ月連続で景況感の分岐點である50を下回った。6日付中國証券報が伝えた。
サブ指數を見ると、4月の新規輸出受注指數の下落が目立っている。同指數は3月の51.3から48.9に低下した。雇用指數も大幅に低下し、6カ月連続で50を下回った。製造業生産指數と新規受注指數がいずれも3月からいくらか上昇したが、依然50を下回っており、速報値をも下回った。原材料在庫指數と完成品在庫指數がいずれも低下した。購買価格指數の低下が続いているが、投入コスト指數と産出コスト指數はいずれも3月の低水準から上昇に転じた。
「中國証券報」より 2014年5月6日