香港上海銀行(HSBC)が21日発表したデータによると、8月の中國製造業購買擔當者景気指數(PMI)の速報値が50.3と、51.5の市場予想平均値と7月の確報値を下回り、6カ月ぶりの低水準となった。22日付中國証券報が伝えた。
8月のPMI速報値が7月の18カ月ぶりの高水準から反落しており、4月以降で初めての低下となった。ただ、同指標はなお景況感の分岐點である50を上回っていることから、中國製造業はなお拡張傾向にあることが分かる。
サブ指數を見ると、製造業生産指數は51.3に低下し、3カ月ぶりの低水準となった。新規受注指數も3カ月ぶりの低水準に落ち込み、國內?國外新規受注の伸びがいずれも前月から縮小した。
「中國証券報」より 2014年8月22日