李克強総理は両會(人民代表大會、政治協商會議)會期中の初の活動として、第12期全國政治協商會議第3回會議の経済界?農業界の委員と會談し、議論に加わった。
中國國家旅游局元局長の邵琪偉委員は、「観光業の発展の潛在力をさらに引き出し、多くの業界の発展をけん引するべきだ」と提案した。李総理はこれに回答し、中國人の消費水準が確かに向上していると述べた。李総理はまた、「海外メディアの報道によると、中國人が海外に行きウォシュレットを購入しているようだが、これは國內でも生産可能だ」と述べた。
李総理は、メディアが盛んに伝えていた「海外でウォシュレットを購入」という問題について、二つの観點を示した。李総理は「開放的な心理」により、貿易の壁に反対すべきだと指摘した。これは、「消費者には、より多くの選択肢を手にする権利がある」からだ。李総理は次に、中國企業のアップグレードが必要であり、國內にも同じ品質の製品があれば競爭力は高くなるはずだと指摘し、「少なくとも消費者の渡航費を節約させるべきだ」と述べた。
李総理は、「これまで言ってきた通り、中國経済が中の低から中の高に移る過程において、大きな発展の潛在力が引き出されるはずだ」と発言した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月5日