第12期全國人民代表大會第3回會議は15日に記者會見を開いた。李克強総理が國內外の記者の前に姿を現し、質問に回答した。16日付中國証券報が伝えた。
新華社記者の中國の金融リスクに関する質問に対して、「我々はシステマチックな、地域的な金融リスクの発生を完全にコントロールできる。これは中國経済が合理的な範囲內にあり、かつ中國の貯蓄率が高いためだ。地方政府債務の70%以上は投資目的であり、収益を上げることができる。我々はまた債務プラットフォームの規範化に取り組んでいる。銀行は自己資本比率が高く、不良債権のカバー範囲も広い。不良債権はやや増加しているが、世界的に見ると依然として低水準だ」と李総理が回答した。
李総理はまた、「我々は年內預金保険制度を施行することを予定であり、多層的な資本市場をさらに発展させ、企業の資金レバレッジ率を引き下げ、金融がより良く実體経済に貢獻できるようにする」と述べ、多層的な資本市場の発展に取り組む姿勢を表明した。
「中國証券報」より2015年3月16日