この特許を柱とする中國企業は、國をまたぐ特許訴訟において、かつての「甘んじて風下につく」という受動的な姿勢を変えている。ZTEは知的財産権のリスク管理で、購買から市場までの全フローを網羅する知的財産権リスク管理體制とコンプライアンス管理體制を、業界に先駆けて構築したと発表した。同社は2013年12月から2014年8月の間に、米國市場の関稅法337條違反の調査(計4件)で勝訴の最終判決を下された。
より重要なことは、多くの中國スマホメーカーが真の革新型企業として、アップルやサムスンに追隨するのではなく、自社のオリジナル製品を打ち出す能力をつけていることだ。史CEOは、「當社は攜帯電話の音聲技術と安全技術を革新の突破口、および獨特な市場戦略としている。この音聲技術は最も期待できる『空白の分野』とされている。スマートフォンを中心とする、スマートデバイス、スマート家電、ウェアラブルデバイスなどの発展により、『攜帯電話音聲技術』をすべてのものをつなげる『音聲操作センター』に発展させる」と話した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2015年5月12日