両洋鉄道という概念は、習近平國家主席の昨年の中南米歴訪で提唱された。中國、ペルー、ブラジルは大西洋と太平洋を結ぶ両洋鉄道の協力を巡り、共同聲明を発表した。
李総理は今回の中南米歴訪中、ブラジルおよびペルーと両洋鉄道フィジビリティスタディを共同実施することを決定した。
両國政府は5月22日に発表した共同聲明の中で、2014年11月に調印された覚書のペルーおよびブラジルの両洋鉄道3カ國作業チームの職責の規定を順守することを再確認し、両洋鉄道のフィジビリティスタディを共同推進することを強調した。
中國中鉄二院工程集団有限責任公司は、両洋鉄道のフィジビリティスタディを擔當することを確認した。
李総理は、「中國はペルーの需要と計畫に基づき、鉄道?港灣?電力?通信などの分野の生産能力と技術の優位を十分に発揮し、両洋鉄道などの重大なインフラプロジェクトの建設に積極的に參與することを願っている。技術の譲渡や経験の共有を増加し、ペルーの産業化に向けた設備面の能力を強化し、現地の雇用を拡大したい」と表明した。