8日、上海総合指數(shù)が5.9％下落して3500ポイント割れ寸前で引けた。同日、株式市場の安定化を図るため、中國証券監(jiān)督管理委員會（証監(jiān)會）を含む中國政府の5つの部?委員會と政府系投資會社などは新たな措置を打ち出した。

証監(jiān)會：上場企業(yè)の支配株主による株式売卻を6カ月間禁止

証監(jiān)會は、2015年18號公告で、「9日以降の6カ月間に、上場企業(yè)の支配株主と持ち株が5％以上の大株主および取締役、監(jiān)査役、管理職による二級市場での自社株の売卻を禁止する」と発表。

また、「中國國務院國有資産監(jiān)督管理委員會（國資委）との協(xié)議を経て、上場國有持株會社の支配株主および取締役、監(jiān)査役、管理職が、事前に國資委に申請して承認を得ることなく、二級市場で自社株を取得することができる」とした。

保監(jiān)會： 保険資金による大型優(yōu)良株の投資比率を引き上げ

保険資金投資構(gòu)造の合理化を図り、資本市場の安定的かつ健全な発展を促進するため、中國保険監(jiān)督管理委員會（保監(jiān)會）は「保険資金による大型優(yōu)良株投資比率上限の引き上げの関連事項に関する通知」を発表した。

同通知で、「一定の條件を満たした保険會社に対して、個別大型優(yōu)良株への投資比率の上限を上半期末の総資産の5％から10％に引き上げる」、また大型優(yōu)良株への投資を前提に、権益投資の資産運用総額に占める比率が30％という上限に達した保険會社に対し、比率の上限を40％まで引き上げる」とされた。