株式市場の調整が続くなか、中國當局は新たな市場支援策を打ち出した。中國証券監(jiān)督管理委員會、財政部、國有資産監(jiān)督管理委員會、銀行業(yè)監(jiān)督管理委員會は31日夜、共同で「上場企業(yè)の合併?再編、現(xiàn)金配當、自社株買いの奨勵に関する通知」を発表。これについて市場アナリストは「単なる株式市場の“救済策”にとどまらず、実體経済の好転につながる抜本的な支援策だ」と評価している。
通知には、◇改革の深化と審査?許可手続きの簡素化を進め、上場企業(yè)の合併?再編を推進する、◇上場企業(yè)による現(xiàn)金配當の実施や自社株買いを奨勵し、資本市場の効率と活力を向上させる--ことが盛り込まれている。 今回の通知について、専門家の間で評価する聲があがっている。武漢科技大學?金融証券研究所の董登新?所長は取材に対し、株式市場の安定化に向けて、中國當局はこれまでに2度にわたって“救済策”を打ち出したと解説。