世界の二大経済大國とされる中國と米國の経済協力強化が、世界経済の安定化に一役買っている。
習近平國家主席の訪米に伴い、7分弱の動畫がネット上で話題となっている。「習主席と行く?米國編――中國とカロライナの出會い」と題した短編は、米サウス?カロライナに進出した中國企業2社が、現地の人々にどのような変化をもたらしたかを、米國人の視點から描いている。作品に登場する寶飾店の主が「失業さえせず、景気さえ良ければ、會社が中國企業かどうかは気にしない」と語るのが、非常に印象的だ。
ここ數年、景気が低迷する米國に多くの中國企業が投資し、就業の機會を提供している。米調査會社Rhodium Groupが5月に発表したリポートによると、2000~2014年に中國企業が米國で行った直接投資は460億米ドルに達した。創出された雇用は8萬強に上り、向こう5年で20~40萬に拡大する可能性があるという。投資は就業機會を創出し、米國の人々の利益となる。これもまた「中國の発展快速列車」がもたらすチャンスだと言える。