財務省前財務官の山﨑達雄氏は、「日本はなぜアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーに加わらなかったのか?」との質問に対して、次のように答えた。
AIIBはアジア全體の発展に非常に大きな役割を果たし、責任ある有用な機関だ。日本はまだメンバーとなっていないが、創設メンバーと共にAIIBがより良く役割を果たせるよう努力していく。
日本側も參加の意欲はあったが、當時の判斷としては、參加するにあたっての充分な根拠がなかった。しかし日本は、AIIBがアジア全體の発展に非常に有益だと認識している。
國家発展改革委員會(発改委)対外経済研究所の張建平所長は、「一帯一路」構想は開放的で寛容なプラットフォームだとし、中國側も日本の様々な形での參加を歓迎すると語る。また、國際協力銀行(JBIC)、國際協力機構(JICA)など、日本の複數の機関が參加に意欲的だと述べた。
日本は現段階でも経済のモデル転換を図っているが、海外で市場を開拓するべきだと指摘。「一帯一路」構想に基づき市場が育成されれば、日本の企業にも巨大なメリットをもたらすとしている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2015年10月25日