オフショア人民元相場の好材料

18日の人民元対米ドル基準(zhǔn)値（中間値）は1米ドル＝6.5590元と、前日から47ベーシスポイント上昇。オフショア人民元の対ドル為替レートは400ベーシスポイント以上の元高となった。人民元相場は安定しつつある。

今回の人民銀の措置について、複數(shù)の業(yè)界関係者は「為替市場の安定を維持するのが主な目的で、人民元レートに対する市場の見通しを改める意図もある」と分析している。

國泰君安のアナリスト?徐寒飛氏は、「人民銀がオフショア金融機(jī)関の國內(nèi)預(yù)金に通常の預(yù)金準(zhǔn)備率を適用させることは、オフショア金融機(jī)関の人民元保有コストを引き上げ、一部オフショア機(jī)関が國內(nèi)で持つ人民元の流動性を凍結(jié)するのが狙い。これによってオフショア人民元市場の流動性を縮小する」と指摘した。

交通銀行のチーフエコノミスト?連平氏は、「預(yù)金準(zhǔn)備率がゼロから17％に引き上げられることで銀行の資金ポジションがタイトになり、オフショア市場で資金はひっ迫する。これによって、人民元売りを強(qiáng)めている海外投機(jī)筋に打撃を與え、人民銀が積極的な対策に乗り出したと言える」と評価した。