中國とカザフスタンの提攜は中國が進めるグローバル生産能力提攜の一部に過ぎない。グローバル生産能力提攜は2015年に大きな成果を上げている。
鉄道の「走出去(海外進出)」で大きな進展があった。インドネシアのジャカルタ-バンドン高速鉄道プロジェクトが著工し、中國の技術と規格、裝備が採用された。中國-ラオス鉄道プロジェクトも実施段階に入り、中國-タイ鉄道プロジェクトが開始。ハンガリー-セルビア鉄道のセルビア區間が予定通りに著手した。
原子力発電の「走出去」も速いペースで進む。パキスタンのカラチ2號ユニットプロジェクトが著工し、「華竜1號」原子力発電技術が初めて輸出された。また、中國広核集団が英國で、中國核工業集団がアルゼンチンで、原子力発電プロジェクトの投資?建設で合意。上海電気集団は南アフリカのクーバーグ原子力発電所6基蒸気発生器取替プロジェクト業務委託契約を締結し、中國の原子力発電設備が初めてロット単位で海外進出を果たした。
そのほかに、海外での経済?貿易提攜區の建設も加速し、グローバル生産能力提攜の大プラットフォームとなりつつある?,F時點で、中國企業が建設を進める海外の経済?貿易提攜區は75カ所、34カ國に上り、180億米ドル近くの投資をもたらした。提攜區への進出企業は1141社、うち中國資本傘下企業は711社で、大きな契約が同時に「履行」されている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年3月17日