拱北稅関が19日明らかにしたところによると、同稅関はまもなく、橫琴自由貿(mào)易エリアの発展を支援する12件の新措置を打ち出す。1年前に打ち出した18分野での支援措置に続く措置となる。

拱北稅関の趙民?稅関長によると、橫琴の輸出入は昨年、全國的な減少の流れに逆らって大幅な成長となった。拱北稅関は20日、橫琴自由貿(mào)易エリアの発展を支援する12件の新措置の打ち出しを宣言する計(jì)畫だ。マカオの小型商品の稅関?検疫の協(xié)力による便利な通関、大口商品の現(xiàn)物市場保稅取引、稅関申告書の狀況のリアルタイムでの自動(dòng)照會(huì)などの措置が含まれる。監(jiān)督管理制度の革新と行政スリム化?権限委譲の実施、産業(yè)の集積発展の支援をさらに進(jìn)める措置となる。

全國初の稅関?検疫部門による共同検査

橫琴入境チェックポイントの旅客検査レーンでは昨年7月中旬から、稅関と検査検疫部門による共同検査モデルの実行が始まった。稅関と検査検疫部門の職員が同一のX線検査機(jī)と同一のディスプレイを使い、同一の検査カウンターで共同検査を?qū)g施するモデルである。

全國初のこのモデルは、入境する旅客の通関効率を30％高めた。同モデルはまた、広東省の自由貿(mào)易試験區(qū)の最初の制度革新事例17件の一つに選出された。

橫琴稅関、旅客と貨物の通関が大幅増

珠海市街の側(cè)から車で橫琴大橋をわたると、6種に分かれた33本の車両レーンが一列に並んでいる光景に出くわす。大陸部から橫琴に入るこの「二線」通路とマカオから蓮花大橋を通って入る「一線」チェックポイント、橫琴島を取り囲む電子フェンスは、「分線管理」と呼ばれる獨(dú)特な稅関モデルを構(gòu)築している。

橫琴チェックポイントを出入りする旅客の通関には最大の便利が提供されており、橫琴自由貿(mào)易試験エリアの新たな強(qiáng)みとなっている。2014年12月18日早朝から、橫琴チェックポイントでは24時(shí)間の通関業(yè)務(wù)が開始された。拱北稅関は人員編制を一人も増やすことなく、稅関全體を挙げて3チェックポイントの通関時(shí)間延長を?qū)g現(xiàn)した。このうち橫琴チェックポイントでは、時(shí)間延長後、出入境旅客が53％増加した。

広東?マカオの協(xié)力を深め、マカオ経済の適度な多元的発展を促進(jìn)することは、橫琴が擔(dān)う重要な使命である。昨年7月以來、橫琴自由貿(mào)易試験エリアからマカオのCEPA貨物の輸入を申請する際、輸入者は紙面の原産地証明書を提出する必要がなくなり、稅関は電子データで貨物の関連情報(bào)を確認(rèn)するようになった。橫琴チェックポイントで稅関が昨年検査し通過させたCEPA貨物の件數(shù)は前年を31.7％上回った。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2016年4月21日