20日にポーランド首相と會見する習近平主席
中國の習近平主席は今年3月末に、中東歐のチェコを訪問した。中國は歐州との協(xié)力を強化するとともに、中東歐諸國との協(xié)力?発展を推し進める方針だ。習近平主席の今回のセルビア?ポーランド訪問で、中東歐16カ國との交流?協(xié)力の機運が盛り上がるのは確実だ。國家元首の訪問の頻度から見て、中國は歐州との外交を非常に重視しているといえる。中國はなぜ歐州、なかでも中東歐を重視するのか?
まず、中國は中東歐地域に関わる複數(shù)の発展戦略を打ち出している。「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の目的地はいずれも歐州大陸だ。このため歐州は中國とって必然的に対外交流の戦略的重點となる。中東歐諸國の國土面積はEUの約10分の3、人口はEUの約4分の1。アジアと歐州間の要所に位置し、ユーラシア大陸の相互接続のカギとなる。中東歐諸國はいずれも「一帯一路」の沿線國で、60數(shù)カ國ある沿線國の4分の1を占める。いわば「一帯一路」の推進に非常に重要な役割を果たす國々だといえる。