経済分科會で発言する張燕生秘書長

第12回北京ー東京フォーラムが27日に、東京で開幕した。今回の全體テーマは、「世界やアジアの平和、発展に向けた中日の役割と協力」だ。

27日午後の経済分科會では、「問われる構造改革の新局面と中日の民間協力」をテーマに、中日両國から経済分野を代表する企業経営陣、研究専門家、マクロ経済政策の策定経験者など20名が集まった。雙方のゲストはそれぞれ、中國経済の調整局面と日本経済の成長、日本と中國の構造改革に必要とされる対策などをめぐり議論を展開した。

中國國家発展改革委員會學術委員會の張燕生?秘書長は、中日間の経済発展が直面する問題と試練について論じ、ゲストと議論を交わした。

張燕生氏は、「現在の世界経済の回復ペースはこれまでになくゆっくりしたものだ」と指摘。世界的に需要、経済成長の原動力、協力協調の動きが減少するなか、中日両國の企業は如何にして新たな需要や原動力、協力プラットフォームを創出すべきか、如何に第三國市場を共同開拓すべきかについて、幅広いアプローチを展開し、深いレベルでの協力を探った。