中國(guó)人民銀行(中央銀行)は21日、RQFII(人民元適格海外機(jī)関投資家)の試行地域をアイルランドに拡大すると発表した。投資枠は500億元で、國(guó)務(wù)院は承認(rèn)済み。人民銀はこれについて、両國(guó)の金融分野での協(xié)力深化を表すもので、海外投資家による人民元資産への投資チャネル拡大にプラスになると指摘。中國(guó)國(guó)內(nèi)の資本市場(chǎng)の対外開(kāi)放拡大にもつながり、2國(guó)間貿(mào)易と投資の利便性向上も期待できるとしている。
これに先立ち、人民銀は今年6月7日、米國(guó)に対してRQFIIの投資枠2500億元を付與すると発表した。人民銀の易綱?副総裁は當(dāng)時(shí)、「金融の安定と改革の成果が中米戦略?経済対話の注目すべき點(diǎn)であり、今年の対話は実り豊かな成果を上げることができた」と評(píng)価した。RQFIIの投資枠付與はその成果の1つだった。
「証券日?qǐng)?bào)」のまとめによると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)でRQFIIの試行について18の國(guó)と地域が資格を付與されており、投資枠は合計(jì)1兆5100億元に上る。2015年第4四半期(10-12月)に、RQFIIの試行規(guī)模は2400億元の急拡大となった。韓國(guó)、シンガポール、マレーシア、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦、タイの5カ國(guó)の機(jī)関投資家について相次いで投資枠が付與、拡大された。