國際通貨基金(IMF)がこのほど発表した「世界経済展望」によると、世界経済は2016年に不振だったものの、2017年と18年は新興國と発展途上國を中心に経済活動が活発化する見通しという。また同経済成長率の予測は、2016年3.1%(推定)、2017年と18年はそれぞれ3.4%、3.6%と、昨年10月時點の予測と変わっていない。ただ中國の成長率に関しては、昨年10月の予測を0.3ポイント上方修正し、6.5%とした。
2017年と18年に好調が予想される新興國と発展途上國の経済成長率については、2016年4.1%(推定)、17年4.5%、18年4.8%としている。IMFは2017年も中國が政界経済のけん引役となると予測している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2017年1月22日