潘功勝局長
第12期全國人民代表大會第5回會議プレスセンターは3月10日午前、北京のメディアセンター多機能ホールで記者會見を開き、中國人民銀行(中央銀行)の周小川総裁、易綱副総裁、人民銀副総裁を兼務する國家外貨管理局の潘功勝局長が揃って會見に臨み、「金融の改革と発展」について內外記者からの質問に応じた。
中國新聞社から金融の対外開放問題に関する質問が出されると、潘局長は債券市場の対外開放について次のように述べた。
「近年の中國債券市場の発展ペースは確かに速く、債券のラインナップも豊富で、市場のインフラ整備も進んでおり、投資家も年々多様化してきている。こうしたことから、債券市場の発展が実體経済に及ぼす影響はますます大きくなってきている。金融市場の対外開放のうちの一部をなすものとして、我々も債券市場の対外開放を著実に推進している」