観光客の2割がリピーター
旅行回數を見ると、香港はリピート率が高いことがわかる。香港を訪れる大陸部観光客のニーズは多様化しており、1年に何度も行き來することも可能である。「途牛旅游網」の統計によると、この1年間で2回以上香港に行った旅行者は全體の14%を占める。つまり、7人に1人が1年に2回以上香港に行くということになる。
また、観光客の出発地を見ると、北京、上海、南京、広州、深セン、天津、武漢、杭州、成都、東莞などの消費者に人気がある。うち広州と深センは地理的に近く、週末に香港に行くことが日常的になっている。
交通だけでなく、宿泊先も考えなければいけない。フリー観光の旅行者にとって、地下鉄や買い物スポット、観光地に近いことはホテル選びで最も優(yōu)先する條件である。香港の蕓能業(yè)界は発達しているため、ホテルでスターに會うこともあり、大陸部の観光客がその寫真をSNSに投稿し話題にもなっている。
「途牛旅游網」の統計によると、買い物だけでなく、大陸部観光客の間でグルメやレジャーの需要も高まっており、観光客の5割以上がグルメやレジャーを楽しむために行く。また、スターのコンサート、競馬、路面電車なども人気がある。
香港観光発展局は、年內に主要観光地で530回の復帰20周年イベントが開催されると発表。業(yè)界関係者は、復帰20周年に際して香港観光発展局は市場ニーズに合わせた取り組みに力を入れており、観光客は香港の最も良い時期を目にすることができると分析している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2017年7月2日