「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）先鋒フォーラムが3日、香港で開かれた。フォーラムは一帯一路とユーラシアの協(xié)力の現(xiàn)実とビジョンをテーマとした。上海協(xié)力機(jī)構(gòu)加盟國の多くの大使、香港?本土などの経営者と専門家?學(xué)者らが、関連議題を巡り観點(diǎn)と実踐経験を共有した。

　香港特別行政區(qū)の林鄭月娥長官がフォーラムに出席し、基調(diào)演説を行った。林鄭長官は「一帯一路イニシアチブは、香港の経済成長のエンジンになる見通しだ。香港は長期的に、東洋と西洋を結(jié)ぶ架け橋、東西貿(mào)易?文化の合流地點(diǎn)となっている。一帯一路イニシアチブを受け、香港のこの役割は拡大しようとしている」と述べた。

　林鄭長官は「香港とユーラシア各國の貿(mào)易額は、今年上半期に前年同期比で急増した。香港はユーラシア諸國とのより緊密なつながりを模索している。一帯一路イニシアチブは、多くの協(xié)力の機(jī)會(huì)をもたらす。香港は一帯一路の資金調(diào)達(dá)と資本リスク管理の理想的な場であり、各分野に大型國際プロジェクトの実踐経験を持つ多くの専門家がいる」と指摘した。

　香港特別行政區(qū)政府財(cái)政司の陳茂波司長も「香港は一帯一路の金融センターになる決意を固めている。香港金融管理局のインフラ融資円滑化弁公室は現(xiàn)在、多國間銀行、商業(yè)銀行、保険會(huì)社、インフラ開発業(yè)者、運(yùn)営業(yè)者を含む80弱のパートナーを持つ。香港はこの3年間で3種のイスラム債の発行に成功している。ユーラシア大陸には多くのイスラム教徒がおり、イスラム金融サービスの高い將來性に期待している」と話した。

　上海協(xié)力機(jī)構(gòu)のラシド?アリモフ事務(wù)局長は、上海協(xié)力機(jī)構(gòu)の加盟國の大使らを率いてフォーラムに出席した。ハリド駐中國パキスタン大使は「一帯一路イニシアチブは、中國の沿線諸國への友好的な態(tài)度を示している。イニシアチブが國と國の多國間協(xié)力関係をさらに促進(jìn)し、商業(yè)?貿(mào)易分野の法律?規(guī)定の模索を推進(jìn)し、金融協(xié)力と越境ECの成長を促し、現(xiàn)地のインフラ整備を後押しすることを願(yuàn)っている」と述べた。

　現(xiàn)場の聴衆(zhòng)からは、中小企業(yè)はいかに一帯一路の建設(shè)に參與すべきかという質(zhì)問があった。駐中國ウズベキスタン大使は「中小企業(yè)は多くの國にとって、経済発展の支柱だ。ウズベキスタンは一帯一路イニシアチブによる交通インフラと石油?天然ガス開発プロジェクトで、中小企業(yè)の発展を支持する積極的な意向を持つ。ウズベキスタンには中國內(nèi)陸部の河南省や陝西省を含む4-5省を訪問する計(jì)畫があり、中小企業(yè)はそこから発展のチャンスを手にすることができる」と指摘した。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2017年11月6日