大連を出発した中國初となるスロバキア直通の「中歐班列」が13日、同國首都ブラチスラヴァのドナウ川港駅に到著した。
この列車は、中國國內からスロバキア首都ブラチスラヴァまでを直通で走る初めての「中歐班列」で、全行程は10537キロ。初乗り入れとなる列車はコンテナで41個、300萬ドル相當の荷物を積んでいる。貨物は主に華東、河北、山東省、遼寧省大連からの電子製品や機械部品、軽工業製品となっている。
スロバキアのエルシェク交通省大臣は開通記念式典において、「開通は両國経済の交流にとって大きな意義を持ち、両國にとってウィンウィンとなるものだ」と述べた。財務大臣秘書で同政府一帯一路協力特別代表であるミゲル氏は、「スロバキアは一帯一路構想に積極的に関わっていく」と述べた。
在スロバキア中國大使の林琳氏は、「中國とスロバキア両國の運輸?物流分野での協力がさらに加速するだろう」と述べた。
今回新たに開通した列車は、ロシアとウクライナを経由してスロバキアに到著した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月16日