「ブルームバーグ」によると、テンセントの株価が最高値を更新している背景には、コア事業(yè)の業(yè)績(jī)が高水準(zhǔn)を維持していることがある。投資家はその経営モデルと企業(yè)見通しを高く評(píng)価している。テンセントが最近発表した2017年第3四半期の業(yè)績(jī)は、営業(yè)利益が103.28億ドル、前年同期比で47％増だった。純利益も47.07億ドル、79％増だった。業(yè)績(jī)面、特にマネタイズの面ではフェイスブックのほうに優(yōu)位性があるが、テンセントの成長(zhǎng)力やポテンシャルは無視できないというのがアナリストの見立てだ。

　以上の背景があるため、同社株を持つ香港の投資家はそれを手放すどころか買い増ししたいと考えている。同社の株価がさらに上がるとみているのだ。香港紙「星島日?qǐng)?bào)」は21日付記事で、「テンセント傘下の最新ゲーム“光栄使命”が21日にローンチしたが、このゲームは“王者栄耀”なみにヒットすると市場(chǎng)は考えている。様々な追い風(fēng)がある中、今後もテンセントの株価は上含みで推移し、香港を代表するベンチマーク株になる」と書く。

　中國(guó)大陸市場(chǎng)では「茅臺(tái)」が高騰し、A株のベンチマーク株と見なされている。武漢科技大學(xué)金融証券研究所の董登新所長(zhǎng)は21日、「環(huán)球時(shí)報(bào)」の取材に対し、「テンセントは香港株のベンチマークであり、価値の高い株であるのは疑いがない。A株のベンチマークである貴州茅臺(tái)より価値と意義がある。バブル気味なのも正常なことだ。テンセントは茅臺(tái)より長(zhǎng)期的に投資価値があり、より大きな成長(zhǎng)余地があるからだ。13億人を抱える中國(guó)の大市場(chǎng)において、テンセントに取って代わる企業(yè)はおらず、同社の前途は非常に楽観視できるものだ」と述べる。

 「中國(guó)網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2017年11月23日