製造業の投資構造が顕著に改善した。國家統計局投資司高級統計師の王寶濱氏は、「ミドル?ハイエンド製造業の投資けん引効果が顕著に現れた」と分析した。1-11月のハイテク製造業投資は前年同期比15.9%増と、伸び率は前年同期から2.4ポイント加速した。設備製造業投資の伸びは8%と、同4.3ポイント加速した。
一方で、エネルギー多消費型製造業の投資は減少が続いた。1-11月の5大エネルギー多消費型製造業投資は前年同期比2.3%減少した。減少率は1-10月期より0.1ポイント拡大し、3カ月連続での拡大となった。
このほか、消費構造も改善が続いた。消費高度化関連商材の売上が急増し、11月は一定限度額以上のスポーツ?娯楽用品関連、化粧品関連の小売売上高が前年同月比でそれぞれ15.4%、21.4%増加した。「社會消費財小売総額は2ケタの伸びを維持すると同時に、ネット通販の実物商品の売上の伸びは27%前後を維持、バーチャル商品やサービスなど非実物商品の売上の増加率は50%を越え、消費の高度化加速が明らかになった」と毛盛勇?報道官は述べた。