8月26日、X8044號中歐班列が武漢呉家山鉄道コンテナセンター駅に無事到著した。これにより、中歐班列の累計運行本數は1萬本に達した。安定運行と同時に、帰路の割合が著実に上昇していることもポイントで、2018年上半期の運行本數は前年同期比100%増え、往路の69%相當に上った。無から造られシルクロードの「鉄のラクダ」と呼ばれる中歐班列はわずか6年で、安定発展の新たな段階へ入りつつある。
ユーラシア大陸を貫く中歐班列は、沿線の産業と経済の発展に新たなチャンスをもたらした。國內でも、一部地域の衰退していた沿線貨物輸送體系が再び活発化し、內陸都市の対外型発展につながる新たな出口がみつかった。班列の通る場所では、新しい物流、工業、商業?貿易センターが立ち始め、産業パークの建設が勢い良く進み、多くの就業機會が現地住民に恩恵を及ぼしている。
EUの統計によると、今年上半期に中國はEUの貿易パートナーとして第2の輸出國、最大の輸入國となった。稅関によると、中國の「一帯一路」沿線國に対する今年1-7月期輸出入額は合計で前年同期比11.3%増の4兆5700億元だった。ユーラシア交通輸送幹線を結ぶ中歐班列は、ますます強い経済集積と輻射の効果を発揮している。