「史上最高」の年間報(bào)告を発表してすぐ、ディズニーが米國國內(nèi)のテーマパークの入園料引き上げを前倒しで発表した。過去を上回る値上げ幅、値上げ周期の短縮に対し、多くの人が「中國國內(nèi)のディズニーランドも値上げするのではないか」と懸念している。

　業(yè)界內(nèi)では、ディズニーランドは毎年急速な更新と拡張を維持し、定期的な値上げでコストに対応することは非難することではなく、「ベンチマーク」的な意味を持つ米國國內(nèi)のテーマパークの値上げと2018年度の財(cái)務(wù)報(bào)告を見ると、世界のディズニーランドが値上げする可能性もあるとみられている。

コストの圧力に対応

　外國メディアの1月8日の報(bào)道によると、米ディズニーランドはテーマパークの1日入場料と年間パスポート、駐車料金を1月6日に引き上げると発表した。値上げ幅は25％に達(dá)し、過去を上回る。また、2月に値上げすることが多かったが、値上げ周期は1年以內(nèi)に短縮された。この情報(bào)が伝わると、中國國內(nèi)で「中國ディズニーも値上げするのではないか」という予測が広まった。しかし、上海と香港のディズニーランドの擔(dān)當(dāng)者はこの見方を否定するコメントをしている。擔(dān)當(dāng)者は、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で値上げ計(jì)畫はなく、パークごとに価格調(diào)整計(jì)畫を制定しているため、影響することはないと話した。

　ベテラン観光専門家の王興斌氏は、ディズニーランドの毎年の値上げ、値上げ幅の拡大について、「旺盛な史上ニーズによるもので、観光客が増え続ければ、ディズニーの値上げの意欲が高まる。これはごく正常な経営思考」と話した。さらに王興斌氏は、「永遠(yuǎn)に建設(shè)が終わらない」ことはディズニーランドの特徴であり、大規(guī)模な修繕、更新、拡張を毎年行うディズニーは値上げでコストと新アトラクションの増?jiān)O(shè)に対応する必要があるとの見解を示した。

　実は、この分析は一部のディズニーランドの考えと偶然一致している。消息筋によると、上海ディズニーの毎年のコスト増加は値上げの判斷材料になる。前回の2017年の香港ディズニーの料金調(diào)整時(shí)、香港側(cè)は「値上げはアトラクションの価値とパークの発展に必要な資金などの一連の要素を考慮した結(jié)果」と説明したという。また、東京ディズニーランドを運(yùn)営する株式會社オリエンタルランドも2016年の価格調(diào)整後、記者の質(zhì)問に対し、「パークの施設(shè)とアトラクションの整備と更新のため」と説明した。

　業(yè)界関係者は、ディズニーランドの毎年の値上げはディズニーが「三三制」経営原則をとっていることと密接に関係していると分析する。この原則に基づくと、ディズニーランドは毎年、ハード機(jī)器の3分の1を淘汰し、新コンセプトプロジェクトの3分の1を建設(shè)する。ディズニーの擔(dān)當(dāng)者は以前、「価格調(diào)整の決定は観光客の記録更新に基づくもので、全ての來園者にも楽しんでもらうため、アトラクションを多く追加する」と話している。