第13期全國人民代表大會(全人代)第2回會議は15日午前9時に人民大會堂で閉幕會を行った。閉幕後、中國國務院の李克強総理は人民大會堂3階の金色ホールで記者會見を行い、國內(nèi)外の記者の質(zhì)問に答えた。

　中日韓自由貿(mào)易區(qū)（FTA）及び東アジア地域包括的経済連攜（RCEP）に関する日本経済新聞社からの質(zhì)問に回答した際に、李克強総理は次のように述べた。

　今年は中日韓首脳會議メカニズム発足20周年で、中國が議長國を擔當している。我々は日本、韓國と共に、會議の議題について検討するよう努める。議題には中日韓自由貿(mào)易區(qū)の建設推進が含まれるだろう。特に保護貿(mào)易主義が臺頭する背景下、全面的で高水準で互恵の自由貿(mào)易協(xié)定の締結(jié)は、3カ國にとってメリットになる。日本と韓國は対中貿(mào)易で大きな貿(mào)易黒字があるが、我々は引続き平等な競爭を通じ消費者により多くの選択肢を與えることを願っている。私はこの過程において相互補完を?qū)g現(xiàn)し、各國に利益をもたらせると信じている。中日韓自由貿(mào)易區(qū)とRCEPのどちらが先に合意に至るかについては、各國の努力次第だろう。どちらが先であっても中國はそれを楽観する。

　中國は責任ある大國であり、北東アジア諸國の関係を重視するほか、東南アジア及びすべての周辺諸國との協(xié)力を重視する。我々は安定的な周辺環(huán)境を願っている。かつ我々は「一帯一路」イニシアチブを関連國の発展戦略と連結(jié)させようとしている。中國は揺るぎなき姿勢で平和的発展の道を歩み、揺るぎなき姿勢で地域と世界の平和及び発展の保護者?貢獻者になる。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2019年3月15日